抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,ポジティブ気分とコミュニケーション行動との関連について検討する。先行研究ではポジティブ気分は1因子として扱われてきたが,本研究では覚醒の観点からこれを「活動的快」,「非活動的快」,の2因子に弁別して検討する。同性で初対面の男女大学生33組はまず6分間の会話を行った。その後,気分誘導映像を提示し,6分間の会話を行った。その結果,気分誘導後,女性では活動的快群で動きの頻度が大きく,男性では活動的快群で動きの頻度が小さいことが明らかになった。また,これらの傾向は会話の前半の2分間でより顕著であることも明らかになった。コミュニケーション行動の促進要因として2つのポジティブ気分について検討する。(著者抄録)