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J-GLOBAL ID:200902267062512979   整理番号:08A0142615

湛水条件のもとで高度スクロースシンターゼ活性をもったイネ栽培品種は長い子葉鞘を伸ばす

Rice Cultivars with Higher Sucrose Synthase Activity Develop Longer Coleoptiles under Submerged Conditions
著者 (4件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 67-75 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: L3405A  ISSN: 1343-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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スクロースのフルクトースおよびUDP-グルコースへのウリジン二りん酸(UDP)-依存開裂を触媒するスクロースシンターゼは,イネ苗における酸素欠乏によって誘導される。また低酸素条件のもとでエネルギー生産において重要な役割を果たすと考えられている。本稿では,筆者らは湛水条件のもと,イネ(Oryza sativa)栽培品種における子葉鞘伸長およびスクロースシンターゼ活性の間の関係を解析した。筆者らはα-アミラーゼの活性をも解析したが,α-アミラーゼは胚乳における貯蔵澱粉を消化した。また若い苗におけるエネルギー生産にとって重要であると考えられた。その結果,各種のイネ栽培品種は,異なったスクロースシンターゼおよびα-アミラーゼ活性を湛水条件のもとで現した。さらに,全体苗中のスクロースシンターゼ活性は,湛水条件のもと子葉鞘長と有意に相関していた。一方,α-アミラーゼ活性と子葉鞘長の間の相関は低かった。シュートの糖含有量は,栽培品種によって異なっていた。相関解析は,スクロース含有量は高度に子葉鞘長およびスクロースシンターゼ活性と相関していることを示した。しかし,α-アミラーゼ活性とは相関していなかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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稲作  ,  植物生理学一般 
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