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J-GLOBAL ID：200902267141703372   整理番号：09A0653553

廃棄物処理施設の爆発火災中毒事例解析

著者 (6件)： 清水芳忠 (神奈川県産技セ) ,  内田剛史 (神奈川県産技セ) ,  大下和徹 (京大 大学院工学研究科) ,  三宅淳巳 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  若倉正英 (災害情報セ) ,  武田信生 (立命館大 エコ・テクノロジー研究セ)
資料名： 安全工学  (Journal of Japan Society for Safety Engineering)
巻： 48  号： 3  ページ： 169-176  発行年： 2009年06月15日 
JST資料番号： F0587A  ISSN： 0570-4480  CODEN： ANKOBG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 廃棄物処理業は,一般産業と比較して労働災害事故の発生率が高く,廃棄物処理工程全体を通じての安全化が強く望まれており,危険性の的確な把握が重要な課題である。事故を低減するためには,事故の原因究明や,事故対策による安全化とともに,事故から学んだ知見や教訓を類似事故の防止に役立てることが重要となる。そこで本調査では,廃棄物処理施設の事故調査結果から,物質と装置の両面から事例解析を行い,事故要因や起因事象などを明らかにした。火災事故のおもな事故原因は,貯留設備内での引火性物質混入や,ごみ保管中の蓄熱発火,および可燃性ガス発生であった。爆発事故のほとんどが,破砕機で発生しており,ガスボンベの混入がおもな事故原因であった。中毒事故は,持ち込まれた有害物によるものだけでなく,化学薬剤処理中の事故も多く発生していたことがわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： 廃棄物処理 ,  *廃棄物処理施設 ,  爆発 ,  火災 ,  中毒 ,  解析 ,  *労働災害 ,  安全対策 ,  事故調査 ,  貯留 ,  引火 ,  蓄熱 ,  可燃性ガス ,  建設機械 ,  ガスボンベ ,  有害物質
準シソーラス用語： 引火性 ,  *事例解析 ,  破砕機

分類 (2件)： 廃棄物処理一般  (SC05010S) ,  その他の災害,防災  (RA02040X)

引用文献 (13件)：

• 厚生労働省. 労働災害動向調査, 厚生労働省統計表データベースシステム. http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexk-roudou.html#rou12
• 労働安全衛生センター. 労働災害統計, 労働災害発生速報. http://www.jaish.gr.jp/user/anzen/tok/toukei01.html
• ごみ固形燃料発電所事故調査専門委員会. ごみ固形燃料発電所事故調査最終報告書. 2003
• 若倉正英. 廃棄物処理における事故分析. 環境技術. 2005, 34, 10, 716-721
• (株)クボタ. 中間処理施設における小爆発事故報告書 (2004年4月). 2005

タイトルに関連する用語 (5件)： 廃棄物処理施設 ,  爆発 ,  火災 ,  中毒 ,  事例解析