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J-GLOBAL ID:200902267507662291   整理番号:07A1201131

地表へ向かって開いた断層の3次元的幾何学と津波発生への示唆

Three-Dimensional Splay Fault Geometry and Implications for Tsunami Generation
著者 (7件):
資料名:
巻: 318  号: 5853  ページ: 1128-1131  発行年: 2007年11月16日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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熊野海盆において反射法地震探査を行って,沈み込むプレート境界断層から発生した地表へ向かって広がった派生断層形状をマッピングした。プレート境界表層部の巨大派生メガスラストは陸側の付加プリズムで海底面と交わっており,津波発生に重要な役割を果たしてきたと考えられている。我々は,南海トラフに沿ったメガスラストを3次元でイメージングし,派生断層の幾何学をマッピングし,その横方向の連続性を調べた。メガスラストは,プレート境界断層から上側へ連続的に伸びており,海底面に達して付加プリズム前面の古いスラスト性付加堆積物を切断している。スラストの幾何学と,表層堆積物にみられる大規模地すべり構造は,この断層が活動的で,活動度は時間とともに陸側へと進化してきたことを物語る。これは付加スラストが海側へと成長することと対照的である。メガスラスト断層は,徐々に急傾斜になっており,スリップの蓄積とともに海底面の鉛直方向への隆起の可能性が高くなっている。我々は,巨大派生断層でのスリップが,1944年のモーメントマグニチュード8.1の東南海地震のような破壊的歴史津波地震を発生させた可能性が高く,派生断層をともなうプレート境界部は津波を発生させやすい幾何学的特長を備えていることを結論した。
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