文献

J-GLOBAL ID：200902267742317305   整理番号：09A0840553

ろうそく燃焼の振動と同期

Oscillation and Synchronization in the Combustion of Candles

著者 (11件)： KITAHATA Hiroyuki (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  TAGUCHI Junji (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  NAGAYAMA Masaharu (Kanazawa Univ., Ishikawa, JPN) ,  NAGAYAMA Masaharu (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  SAKURAI Tatsunari (Chiba Univ., Chiba, JPN) ,  IKURA Yumihiko (Kanazawa Univ., Ishikawa, JPN) ,  OSA Atsushi (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN) ,  SUMINO Yutaka (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANAKA Masanobu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YOKOYAMA Etsuro (Gakushuin Univ., Tokyo, JPN) ,  MIIKE Hidetoshi (Yamaguchi Univ., Yamaguchi, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 113  号： 29  ページ： 8164-8168  発行年： 2009年07月23日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 燃焼制御ではなく,非線形振動子としての複数のろうそくの炎の特性的機構を解析した。高速ビデオカメラで径6mmのパラフィン製ろうそくが外気流れがない常温で燃える様子を撮影した。1本,3本の1束,3本の2束の燃焼を各炎の一定位置の明るさで測定した。1本では安定燃焼が継続するが,3本あると互いに干渉して,1束では炎が長くなったり短くなったりする振動燃焼,3本が2束あると距離によって炎の長短が同期(同位相)または逆同期(位相反転)する振動燃焼が起きる。火炎温度,火炎酸素濃度を変数,外気温,熱対流速度,発熱量を一定とし,Arrhenius型燃焼速度を用いて数学的に解析した。燃焼点の周囲の酸素欠乏がこの干渉を起すことが分った。同期性は更に熱放射が基本的要素である。

シソーラス用語： *照明器具 ,  燃焼 ,  火炎 ,  非線形振動 ,  火炎長さ ,  *位相同期 ,  *逆転 ,  依存性 ,  火炎温度 ,  濃度 ,  気温 ,  熱対流 ,  熱量 ,  Arrheniusの式 ,  干渉 ,  酸素欠乏 ,  安定燃焼 ,  *振動燃焼 ,  数学モデル ,  パラフィンワックス ,  外気温 ,  距離依存性 ,  酸素濃度 ,  発熱量 ,  放射伝熱 ,  電磁波 ,  波動
準シソーラス用語： 熱放射 ,  *ろうそく

分類 (3件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  無触媒気相反応  (CB06050Y) ,  流体波,流体振動  (BC02050Y)

タイトルに関連する用語 (2件)： ろうそく ,  燃焼