抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超電導磁気浮上式鉄道用の地上コイルは全線にわたって敷設され,その数は莫大なものとなるだけでなく,長期間にわたり屋外で使用される。そのため,地上コイルには高い信頼性や耐久性が求められる。本報告では,まず地上コイルをガイドウェイへ取り付けるための締結部の信頼性向上を目的として開発を進めているFRP製の締結部を紹介した。その試作したPLG(推進浮上案内兼用)コイルを供試体として,電磁力により発生する応力,導体温度上昇により発生する応力,締結により発生する応力を定置試験で測定した。また,モールド樹脂の耐久性を評価した結果,PLGコイルに対する応力は,疲労限度線図を下回る結果となった。以上の結果から,引き続き地上コイル電磁加振試験装置を用いた耐久性確認試験を行う予定である。