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J-GLOBAL ID:200902267997745009   整理番号:09A0112439

MALDI-TOF-MSスペクトロメトリーによる,得られたオリゴマーの末端基定量に基づくアリルアセテートのラジカル重合機構の再評価

Reassessment of Free-Radical Polymerization Mechanism of Allyl Acetate Based on End-Group Determination of Resulting Oligomers by MALDI-TOF-MS Spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 26-33 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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アリル単量体の重合は難しく,中間分子量のポリマーまたはオリゴマーを産するだけである。これは,「分解的単量体連鎖移動」に起因している。しかし,有名なアリル重合機構は速度論的データだけに基づく,が少しの構造同定も与えられない。アリルアセタート(AAc)(最も典型的なアリル単量体)をラジカル重合し,得られたオリゴマ(AAc)sをMALDI-TOF-MSスペクトロメトリーを用いて特性評価し,LittEirichによって提案されたAAc重合機構を再評価した。成長高分子ラジカルと単量体アリルラジカルによる過酸化ベンゾイルの誘導分解を推定したが,それは決して重要でなかった。それから,成長高分子ラジカルのモノマー分子鎖移動を通して発生する共鳴安定化単量体アリルラジカルの運命を,それぞれ,初期とターミナル末端基として単量体アリル基を提供している新しい高分子鎖の開始と成長高分子ラジカルの鎖停止反応間の競争に関して研究した。モノマー分子鎖移動定数を,単量体アリルラジカルを有する成長高分子ラジカルのカップリング成端が取るに足りない,低い開始剤濃度で得たポリ(AAc)のPn値から3.73×10-2であると推定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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単独重合  ,  高分子のスペクトル 
引用文献 (58件):
  • ODIAN, G. Principles of Polymerization. 2004, 263
  • SCHILDKNECHT, C. E. Allyl Compounds and Their Polymers. 1973
  • LAIBLE, R. C. Chem. Rev. 1958, 58, 807
  • VOLODINA, V. I. Russ. Chem. Rev. 1970, 39, 140
  • BARTLETT, P. D. J. Am. Chem. Soc. 1945, 67, 812
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