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J-GLOBAL ID:200902268242233578   整理番号:09A1219806

アミロイドβ(1-40)を注入したラットで空間認知学習能の障害に対する食餌性エイコサペンタエン酸の保護効果

The protective effect of dietary eicosapentaenoic acid against impairment of spatial cognition learning ability in rats infused with amyloid β(1-40)
著者 (8件):
資料名:
巻: 20  号: 12  ページ: 965-973  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: E0597B  ISSN: 0955-2863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アミロイドβ(Aβ)ペプチド(1-40)は認知障害を引き起こしうる。エイコサペンタエン酸(EPA)の食餌性前投与が認知学習能に貢献するか,そして,Aβペプチド(1-40)を脳室に注入されたラットで学習能の障害から保護するかどうか調べた。ラットの脳へのAβペプチド注入前12週間の食餌性EPAのラットへの投与は,参照記憶エラー(RMEs)と作業記憶エラー(WMEs)の数を減少し,EPAの慢性投与がラットの認知学習能を改善することを示唆した。皮質海馬のEPAとドコサヘキサエン酸(DHA)の濃度およびDHA/アラキドン酸モル比の同時的な比例増加を伴い,Aβペプチド注入ラットへのEPA前投与はRMEsとWMEsの数の増加を有意に減少した。これらの組織における酸化ストレスの減少は,活性酸素種と脂質過酸化レベルの測定により評価された。cDNAマイクロアレイ解析は,変化した遺伝子がシナプスの情報伝達,細胞間情報伝達,膜関連小胞輸送機能,酵素そしていくつかの他の蛋白質を制御するものを含むことを明らかにした。本研究は,EPAがDHAの前駆体として働くことにより,アルツハイマー病と関連する学習欠損を改善し,これらの影響が神経可塑性に関連する蛋白質の発現により調整されることを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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神経の基礎医学  ,  脂質の代謝と栄養  ,  中枢神経系  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
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