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J-GLOBAL ID：200902268350705036   整理番号：08A0118105

蓄電池による風力発電出力安定化システムの事業性検討

A Project Assessment of Stabilizing System of WT Generation using Rechargeable Battery

著者 (6件)： 小島康弘 (三菱電機 先端技総研) ,  高野富裕 (三菱電機 先端技総研) ,  谷川亮一 (伊藤忠テクノソリューションズ) ,  高木哲郎 (伊藤忠テクノソリューションズ) ,  広岡光太郎 (電源開発) ,  熊谷貞俊 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 128  号： 2  ページ： 191-198  発行年： 2008年02月01日 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 風力発電が系統運用に与える影響と,その対策として解列運用および蓄電池併設運用の抑制効果と事業者に与える経済的負担との関係について概観した。風力発電の導入に伴う不安定現象を抑制するための蓄電池による安定化システムに関して,出力変動緩和型および出力一定型制御の2種類について検討した。出力変動緩和型については,従来適用されている一次遅れフィルタに代わり変化率制御を行うことにより同じ蓄電池容量で目標滞在率を向上できること,滞在率は蓄電池種別には影響を受け難いことを示した。出力一定型については,予測誤差を含む風力発電予測に対する通告値決定を最適化問題として定式化し,シミュレーションにより有効性を確認した。また,事業性を考慮した蓄電池導入限界量の算出方式を示し,シミュレーション結果に基づき電池種別毎に蓄電池導入限界算出の数値検証を行った。

シソーラス用語： 再生エネルギー ,  *風力発電 ,  平滑化 ,  *二次電池 ,  評価 ,  安定化 ,  電池容量 ,  出力 ,  *系統運用
準シソーラス用語： 再生可能エネルギー ,  *蓄電池 ,  事業評価

分類 (3件)： 風力発電  (NB03120Q) ,  電力系統一般  (NB02000E) ,  二次電池  (YB04030K)

引用文献 (20件)：

• (1) NEDO技術開発機構,「風力発電電力系統安定化等調査」報告書 (2002-3)
• (2) Y. Hori and H. Saitho : “Impact of Wind Power Generators on Frequency and Tie-line Power Flow”, 2006 Annual meeting of IEEJ (2006) (in Japanese)
• 堀 裕基・斎藤浩海:「風力発電機軍の連系が周波数と連系線潮流に及ぼす影響」,平18電学全大, 6-103 (2006)
• (3) 風力発電系統連系対策小委員会中間報告書,総合資源エネルギー調査会・新エネルギー部会 (2005-6)
• (4) N. Tokuda : “The Stabilization Technology of Output Fluctuation of a Wind Farm”, IEEJ, Vol. 125, No. 11, pp. 708-711 (2005-11) (in Japanese)

タイトルに関連する用語 (4件)： 蓄電池 ,  風力発電 ,  安定化 ,  事業