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J-GLOBAL ID：200902268547092842   整理番号：08A0891238

食品発酵における微生物相互作用の解明:古典的アプローチからゲノム解析アプローチへ

Unraveling Microbial Interactions in Food Fermentations: from Classical to Genomics Approaches

著者 (8件)： SIEUWERTS Sander (Top Inst. Food and Nutrition, Wageningen, NLD) ,  SIEUWERTS Sander (NIZO food res., Ede, NLD) ,  SIEUWERTS Sander (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  DE BOK Frank A. M. (Top Inst. Food and Nutrition, Wageningen, NLD) ,  DE BOK Frank A. M. (NIZO food res., Ede, NLD) ,  HUGENHOLTZ Jeroen (NIZO food res., Ede, NLD) ,  VAN HYLCKAMA VLIEG Johan E. T. (Top Inst. Food and Nutrition, Wageningen, NLD) ,  VAN HYLCKAMA VLIEG Johan E. T. (NIZO food res., Ede, NLD)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 74  号： 16  ページ： 4997-5007  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品の発酵生産は独特の混合培養系で行われる。この食品生産プロセスにおける細菌相互作用の解明に用いられるゲノム解析手法の研究の総説である。ヨーグルト,チーズ,ワイン等の生産に関わる微生物相互作用のタイプにはi)相利共生,ii)拮抗,iii)片利共生,iV)寄生,がある。これらに関与する微生物には乳酸桿菌(LAB),酵母他種々の細菌がある。特にLABについてはL.plantarum,Streptococcus thermophilus,Lactobacillus salivarius subsp. salivariusのゲノム解析が行われ,遺伝子の水平移動が認められている。ゲノム解析にマイクロアレイ法が有効に用いられている。培養不能の微生物の分析も遺伝子解析によって可能となった。食品以外の複雑系(消化管,口腔)の微生物解析にメタゲノム解析法が用いられている,その相互作用解析はプロバイオティクス開発に役立つ。

シソーラス用語： *生物相互作用 ,  *発酵過程 ,  細菌 ,  ヨーグルト ,  チーズ【食品】 ,  ぶどう酒 ,  共生 ,  Lactobacillus plantarum ,  Streptococcus thermophilus ,  乳酸桿菌属 ,  *ゲノム ,  DNAマイクロアレイ ,  口内微生物 ,  腸内微生物 ,  *遺伝学 ,  *プロバイオティクス ,  分子遺伝現象 ,  酵母
準シソーラス用語： Lactobacillus salivarius ,  *メタゲノム解析 ,  遺伝子水平移動

分類 (2件)： 発酵食品一般  (FK04010W) ,  微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (4件)： 食品 ,  発酵 ,  微生物相互作用 ,  ゲノム解析