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J-GLOBAL ID：200902268822666587   整理番号：09A0673574

バレイショ新品種「オホーツクチップ」の育成

A New Potato Variety “Okhotsk Chip”

著者 (11件)： 入谷正樹 (北海道北見農試) ,  池谷聡 (北海道北見農試) ,  藤田涼平 (北海道北見農試) ,  千田圭一 (北海道北見農試) ,  伊藤武 (北海道北見農試) ,  村上紀夫 (北海道根釧農試) ,  松永浩 (北海道根釧農試) ,  関口建二 (北海道根釧農試) ,  大波正寿 (北海道北見農試) ,  吉田俊幸 (北海道中央農試) ,  兼平修 (北海道中央農試)
資料名： 北海道立農業試験場集報  (Bulletin of Hokkaido Prefectural Agricultural Experiment Stations)
号： 93  ページ： 1-12  発行年： 2009年05月29日 
JST資料番号： F0675A  ISSN： 0441-0807  CODEN： HOSSA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バレイショ「オホーツクチップ」は北海道立北見農業試験場馬鈴しょ科(農林水産省ばれいしょ育種指定試験地)で育成されたジャガイモシストセンチュウ抵抗性のポテトチップ用品種である。1991年にジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する早生でポテトチップ適性の優れる加工食品用品種の育成を目標として「アトランチック」を母,「ND860-2」を父として交配し,以降各世代の選抜試験等に供試した。1999年からは「北育2号」の地方番号で奨励品種決定調査等に供試し,成績が優れていたため,2004年に北海道の優良品種として認定された。また,2005年農林水産省において「ばれいしょ農林52号」として農林登録され「オホーツクチップ」と命名,2007年3月に品種登録された。「オホーツクチップ」は早生で,収穫直後から翌年1月までのポテトチップカラーが「ワセシロ」,「トヨシロ」より優れる。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し,そうか病に対しても中程度の抵抗性を持つ。「オホーツクチップ」はポテトチップ原料用「ワセシロ」,「トヨシロ」の一部に置き換えることにより,高品質原料の安定供給と生産拡大に寄与することが期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *ジャガイモ ,  *新品種 ,  育種 ,  *ポテトチップ ,  品種 ,  栽培品種 ,  シストセンチュウ科 ,  成長速度 ,  そうか病
準シソーラス用語： Globodera rostochiensis ,  Globodera rostochiensis パソタイプRo1 ,  オホーツクチップ ,  ジャガイモシストセンチュウ ,  ジャガイモシストセンチュウ抵抗性 ,  そうか病抵抗性 ,  トヨシロ ,  ポテトチップ用品種 ,  ワセシロ ,  早生 ,  抵抗性品種 ,  馬鈴薯 ,  品種育成

分類 (2件)： いも類  (FC03036L) ,  作物の品種  (FC02020V)

タイトルに関連する用語 (2件)： バレイショ ,  新品種