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J-GLOBAL ID：200902269000070077   整理番号：09A0855901

通常の熱間圧縮変形時の生物医学用Co-29Cr-6Mo合金粒の超結晶粒微細化

Ultrafine Grain Refinement of Biomedical Co-29Cr-6Mo Alloy during Conventional Hot-Compression Deformation

著者 (5件)： YAMANAKA Kenta (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MORI Manami (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KUROSU Shingo (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MATSUMOTO Hiroaki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  CHIBA Akihiko (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 40  号： 8  ページ： 1980-1994  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工股関節,膝関節等の生体インプラントにCo-Cr-Mo合金が広範に利用されている。この合金は鋳造ままで利用されることが多く,欠陥を含む粗大組織を示し,機械的特性が劣るため熱間鍛造の利用が考えられている。Ni無添加の合金に対し,1050~1200°C,10^-3~10^-1s^-1の歪速度で,題記の研究を行った。FESEM/EBSD及びTEMの観察の結果,すべての加工条件で動的再結晶(DRX)により粒の微細化が起きた。初期粒径が40μmの合金でも,1050°C,0.1s^-1条件下で0.6μmという超微細粒組織が得られた。サブミクロンの粒微細化は60%の変形で得られるが,これはDRXによるものと考えられる。DRXによる超微細粒はCo-Cr-Mo合金の積層欠陥エネルギーがかなり低いことと関係している。

シソーラス用語： 医用素材 ,  *コバルト合金 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  結晶粒微細化 ,  *圧縮変形 ,  熱間鍛造 ,  高温変形 ,  加工条件 ,  動的再結晶 ,  結晶粒度 ,  積層欠陥エネルギー ,  歪速度 ,  鋳放し
準シソーラス用語： 生体材料

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱間圧縮変形 ,  生物医学 ,  CO ,  結晶粒微細化