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J-GLOBAL ID：200902269059036530   整理番号：08A0340900

グラファイトナノファイバの走査原子プローブ研究

Scanning atom probe study of graphite nanofibers

著者 (3件)： NISHIKAWA O. (Dep. of Chemistry and Biology, Kanazawa Inst. of Technol., 7-1 Ohgigaoka, Nonoichi 921-8501, JPN) ,  TANIGUCHI M. (Dep. of Chemistry and Biology, Kanazawa Inst. of Technol., 7-1 Ohgigaoka, Nonoichi 921-8501, JPN) ,  USHIROZAWA M. (NHK Sci. and Technical Res. Laboratories, 1-10-11 Kinuta, Setagaya, Tokyo 157-8510, JPN)
資料名： Journal of Vacuum Science & Technology. B. Microelectronics and Nanometer Structures  (Journal of Vacuum Science & Technology. B. Microelectronics and Nanometer Structures)
巻： 26  号： 2  ページ： 735  発行年： 2008年03月 
JST資料番号： E0974A  ISSN： 1071-1023  CODEN： JVTBD9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラファイトナノファイバ(GNF)の電界放出特性を,走査原子プローブを電界放出顕微鏡として動作させて研究した。Fowler-Nordheimプロットから,GNFの仕事関数はカーボンナノチューブのそれよりも大きく,タングステンに匹敵することが示唆された。電子はグラファイトシートのエッジから,GNF軸に垂直方向に放出されることが,電界放出パターンから示唆された。電界放出電圧と電界蒸発電圧の比が意味したのは,グラファイトシート間の結合が弱いことである。水素はランダムに分布しているのではなく,特徴ある炭素-水素クラスタ,C₂₃H₂を形成していることが,炭素と水素の電界蒸発クラスタイオンから示唆された。クラスタから提案された構造は水素で終端した二つの炭素原子と余分の炭素原子を有する三角に配列した六つの六角形セルである。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *グラファイト ,  *ナノファイバ ,  *電界放出 ,  Fowler-Nordheimトンネリング ,  *電界放出顕微鏡 ,  仕事関数 ,  電界蒸発 ,  顕微鏡観察 ,  *化学蒸着 ,  電極チップ ,  蒸着膜 ,  オーステナイト系ステンレス鋼
準シソーラス用語： SUS304

分類 (3件)： 熱電子放出,電界放出  (BM09020S) ,  その他の無機化合物の薄膜  (BK14060A) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 走査 ,  原子プローブ ,  研究