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J-GLOBAL ID：200902269308827357   整理番号：08A1072666

脱白金を目指した固体高分子形燃料電池用酸素還元触媒の研究

Fundamental Studies on Non-Pt Oxygen Reduction Catalysts for Polymer Electrolyte Fuel Cells

著者 (2件)： 太田健一郎 (国立大学法人横浜国立大学) ,  石原顕光 (国立大学法人横浜国立大学)
資料名： 表面科学  (JSSSJ)
巻： 29  号： 10  ページ： 586-591 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： F0940B  ISSN： 0388-5321  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室温付近で働く,白金を用いない酸素還元触媒に関する著者等の研究から,ZrO_xN_y薄膜触媒と部分酸化TaC_xN_y粉末触媒についての結果を紹介する。これらの触媒は固体高分子形燃料電池に用いた場合,白金と比較して十分な化学的及び電気化学的安定性を示した。X線回折及びX線光電子分光測定の結果からこれらの非白金触媒と従来の白金触媒の構造及び触媒機構の差異を考察した。

シソーラス用語： *固体高分子形燃料電池 ,  ジルコニウム化合物 ,  *遷移金属触媒 ,  タンタル化合物 ,  酸化物 ,  窒化物 ,  炭化物 ,  高分子電解質 ,  X線回折 ,  X線光電子分光法 ,  表面欠陥 ,  吸着 ,  酸素 ,  還元 ,  電子状態 ,  ジルコニウム触媒

分類 (1件)： 触媒の性質一般  (CB06121R)

引用文献 (28件)：

• 1) 社団法人日本メタル経済研究所・新日鉱テクノリサーチ株式会社・住鉱コンサルタント株式会社,平成17年度「燃料電池用白金族需給動向調査」調査研究報告書 (2006) p. 273.
• 2) T. Toda, H. Igarashi, H. Uchida and M. Watanabe: J. Electrochem. Soc. 146, 3750 (1999).
• 3) S. Mukerjee, S. Srinivasan, M.P. Soriaga and J. McBreen: J. Electrochem. Soc. 142, 1409 (1995).
• 4) Q. Xu, E. Kreidler, D.O. Wipf and T. Hea: J. Electrochem. Soc. 155, B 228 (2008).
• 5) A. Ishihara, K. Lee, S. Doi, S. Mitsushima, N. Kamiya, M. Hara, K. Domen, K. Fukuda and K. Ota: Electrochem. Solid-State Lett. 8, A 201 (2005).

タイトルに関連する用語 (5件)： 白金 ,  固体高分子形燃料電池 ,  酸素還元 ,  触媒 ,  研究