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J-GLOBAL ID:200902269540857050   整理番号:08A0879232

西太平洋,伊豆-小笠原弧の水曜海山における現在活動している海底熱水場の鉱物学的ならびに同位体地化学的特徴

Mineralogy and Isotope Geochemistry of Active Submarine Hydrothermal Field at Suiyo Seamount, Izu-Bonin Arc, West Pacific Ocean
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 220-248  発行年: 2008年 
JST資料番号: W1919A  ISSN: 1344-1698  CODEN: REGEFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
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本報告には日本南部,伊豆-小笠原弧の水曜海山頂部のカルデラにおいて発達している海底熱水鉱床性堆積物より,海底複式コア掘りシステム(BMS)により採取されたサンプルの鉱物学的,地化学的,および同位体データの分析結果が示されている。この堆積物は島弧の火山フロントにおける火山の黒鉱タイプの硫化物鉱化作用の最初の例とみなされている。現在活動している海底火山の火道の下位より採取された変質火山岩層準には石英安山岩質溶岩,石英安山岩-流紋岩組成の火砕岩,およびパミスが認められ,硫化物と硬石膏のベインの介在も認められる。塊状の硫化物の介在は認められていないがしかし海底床から深度10mにかけての鉱化作用の事実は硫化物を介在する硬石膏と粘土鉱物の存在により特徴づけられている。硫化物を伴うサンプルはAu,Ag,As,Hg,Sb,およびSe等の高い含有率を示している。モンモリロナイトと緑泥石-雲母混合相の形成温度はおのおの160-250°Cと230-270°Cである。粘土鉱物(220-270°C)と硬石膏(188°C)の同位体の温度が,掘削直後の坑井内の温度(308.3°C)に比し著しく低いことは,粘土鉱物や硬石膏が生成した時よりも現在の坑井内温度のほうが高いことを意味していると考えられる。
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分類 (2件):
分類
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金属鉱床  ,  地球化学一般 
引用文献 (49件):
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