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J-GLOBAL ID：200902269878962401   整理番号：08A0282049

一般化勾配法によるオプティカルフローの検出:不均一照明下での物体運動の計測

Detecting Optical Flow with a Generalized Gradient Method: Measuring Object Motion under Non-uniform Illumination

著者 (4件)： 三池秀敏 (山口大 大学院理工学研究科) ,  長篤志 (山口大 大学院理工学研究科) ,  三浦一幸 (山口大 大学院理工学研究科) ,  杉村敦彦 (徳山工高専)
資料名： 情報処理学会論文誌  (IPSJ Journal)
巻： 49  号： SIG6(CVIM20)  ページ： 1-12  発行年： 2008年03月15日 
JST資料番号： Z0778A  ISSN： 0387-5806  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 勾配法は,動画像から運動物体の見かけの2次元速度ベクトル場(オプティカルフロー)を検出する代表的手法として知られている。本稿では,Hornらの提案手法以来のオプティカルフロー検出手法の研究史を概説するとともに,筆者らの研究グループで独自に開発を行ってきた,照明の時間的変動や空間的不均一が存在する環境下で運動する物体の速度情報を推定する方法(一般化勾配法)と関連の研究を紹介する。一般化勾配法は,濃淡値の保存則を仮定し,3次元世界から透視投影で映し出された2次元画像中の物体運動の速度ベクトル場と照明の不均一場を同時に検出する。(著者抄録)

シソーラス用語： *オプティカルフロー ,  *傾斜法 ,  *動画像 ,  *ベクトル場 ,  速度 ,  照明条件 ,  投影法【図法】 ,  場 ,  運動 ,  予測誤差
準シソーラス用語： *勾配法 ,  *速度ベクトル場 ,  不均一場 ,  物体運動

分類 (2件)： 数値計算  (JE02000J) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (48件)：

• Horn, B. and Schunck, B.: Determining Optical Flow, Artificial Intelt., Vol.17, pp. 185-203(1981).
• Nagel, H.-H.: Image Sequence Evaluation: 30 Years and Still Going Strong, Proc. ICPR, pp. 149-158(2000).
• Beauchemin, S. and Barron, J.: The Computation of Optical Flow, ACM Computing Surveys, Vol.26, pp. 433-467(1995).
• 武川, 宮島: 時系列画像からの3次元運動と形状解析, コンピュータビジョン・技術評論と将来展望, 松山, 久野, 井宮 (編), pp. 138-148, 新技術コミュニケーションズ (1998).
• Leese, J., Novak, C. and Taylor, V.: The Determination of Cloud Pattern Motions from Geosynchronous Satellite Image Data, Pattern Recoanition, Vol.2, pp. 279-292(1970).

タイトルに関連する用語 (8件)： 一般化 ,  勾配法 ,  オプティカルフロー ,  不均一 ,  照明 ,  物体 ,  運動 ,  計測