文献
J-GLOBAL ID:200902270145508419   整理番号:08A0502232

蛋白質キナーゼCβIはβ1アドレナリン作動シグナル伝達経路と相互作用し,ラット脂肪細胞における脂肪分解を低下する

Protein kinase CβI interacts with the β1-adrenergic signaling pathway to attenuate lipolysis in rat adipocytes
著者 (1件):
資料名:
巻: 1781  号:ページ: 277-281  発行年: 2008年05月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
先に,インシュリンはラット脂肪細胞における蛋白質キナーゼC(PKC)の活性化を介してβ1アドレナリン受容体(β1AR)仲介脂肪分解を減衰することを示した。この抗脂肪分解作用はインシュリン除去後も持続し,ホスホジエステラーゼ3B活性に非依存性であり,ホルボール12ミリスタート13アセタート(PMA)はインシュリンに代替しても,同じ作用を生じる。ここに,抗脂肪分解をもたらすPKCイソ型を同定した。単離脂肪細胞を高/低濃度のPMAで最大6h処理し,特異的PKCイソ型を分解した。PMA処理細胞において,PKCイソ型βII,δ,εまたはζでなく,α及びβIのダウンレギュレーション様式は,PMAの脂肪分解減衰の低下と良く相関した。ラットの24h絶食後に,脂肪細胞でのPKCイソ型α発現は増加したが,PKCδの発現は減少した。しかしながら,絶食は脂肪分解を減衰するPMA能を変化しなかった。PMAの脂肪分解減衰作用はPKCβI/βII阻害剤LY333531により阻止されたが,PKCβIII阻害剤CGP53353またはPKCδ阻害剤ロットレリンにより阻止されなかった。これらのデータにより,PKCβIはラット脂肪細胞でβ1ARシグナル伝達と相互作用し,脂肪分解を減衰することを示唆した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  脂質の代謝と栄養 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る