抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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岩手県内で登録され,昭和56年12月から平成20年3月までに分娩した雌牛のうち,人工受精日と実際の分娩日が明らかな7万3245頭,42万1885件の記録を分析した。人工受精した日に285日を加算した年月日を分娩予定日とする既存法と比較し,平均妊娠期間は3.6日長く,年々延長する傾向にあった。分娩月では4~10月に比較し11~3月は長い傾向にあり,産次別では産次が進むにつれて長く,性別では産子が雄の場合は雌より1日長かった。種雄牛の影響では,母の父の系統は資質系の場合に比較的短い種雄牛が多く,産子の父は種雄牛間で有意な差はあったが系統的な傾向はみられなかった。分娩予定日の推定は,直近のデータを使うことで精度が向上する。