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J-GLOBAL ID：200902270559972990   整理番号：09A0396783

Hd1蛋白質,Hd3aプロモータおよびEhd1発現レベルの変異は栽培イネの開花期多様性に寄与する

Variations in Hd1 proteins, Hd3a promoters, and Ehd1 expression levels contribute to diversity of flowering time in cultivated rice

著者 (5件)： TAKAHASHI Yasuyuki (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  TESHIMA Kosuke M. (Graduate Univ. Advanced Studies, Kanagawa, JPN) ,  YOKOI Shuji (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN) ,  INNAN Hideki (Graduate Univ. Advanced Studies, Kanagawa, JPN) ,  SHIMAMOTO Ko (Nara Inst. Sci. and Technol., Nara, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 11  ページ： 4555-4560  発行年： 2009年03月17日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 短日植物イネ(Oryza sativa L.)の332の登録品種から遺伝的多様性を代表する64の栽培種を選択し,開花に関与する日周遺伝子を分析した。開花活性化因子をコードするHeading date 3a(Hd3a)の発現制御因子で,多型が高頻度に存在するHd1の対立遺伝子のばらつきが栽培品種での開花期多様性の主要原因であることを見出した。まEhd1発現レベルの多様性およびHd3aプロモータ配列も開花時期多様性およびHd3a発現レベルに寄与した。線形モデルを用いた統計解析から,Hd1機能性,Hd3aプロモータ型とEdh1発現レベルの遺伝的要素の開花時期への相対的寄与は,それぞれ遺伝分散の44.8%,16.7%と38.5%を占め,本実験結果と一致した計算値を得た。

シソーラス用語： 成長段階 ,  *開花 ,  *イネ ,  *日周期 ,  *時計遺伝子 ,  短日植物 ,  栽培品種 ,  植物タンパク質 ,  遺伝子発現 ,  分散分析 ,  数学モデル
準シソーラス用語： Ehd1遺伝子 ,  Hd1蛋白質 ,  Hd3a遺伝子 ,  開花期 ,  線形モデル

分類 (2件)： 植物生理学一般  (EH02010Y) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (10件)： Hd1 ,  蛋白質 ,  Hd3a ,  プロモータ ,  発現 ,  変異 ,  栽培 ,  イネ ,  開花期 ,  多様性