文献

J-GLOBAL ID：200902270751513584   整理番号：09A0728722

博多湾における警固断層の活動履歴

Holocene Paleoseismicity on Kego Fault in Hakata Bay, Northern Kyushu, Japan

著者 (7件)： 岡村眞 (高知大 理) ,  松岡裕美 (高知大 理) ,  中島徹也 (高知大 理) ,  中田高 (広島工大 環境) ,  千田昇 (大分大 教育福祉科学) ,  平田和彦 (西日本技術開発) ,  島崎邦彦 (東大 地震研)
資料名： 地震  (地震第2輯)
巻： 61  号： 4  ページ： 175-190  発行年： 2009年05月16日 
JST資料番号： G0931A  ISSN： 0037-1114  CODEN： JISHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 博多湾の警固断層における,高分解能音波探査とコア試料採取による堆積物の年代決定により,海底活断層の分布と過去の地震活動の履歴を推定した。その結果,この海底活断層は,約4500~4000年前の間に1回,約8500~6500年前に1回,そしてそれ以前にも何回か活動したと考えられることが分かった。この結果から,警固断層は,従来想定されていた15500年とする活動期間以上に活発に活動している可能性が高くなった。

シソーラス用語： 湾 ,  *活断層 ,  *歴史 ,  音波探査 ,  堆積物 ,  コア掘 ,  *警固断層 ,  *断層活動履歴 ,  海底活断層
準シソーラス用語： 博多湾 ,  コア採取

分類 (2件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y) ,  地震探査  (DE10030B)

引用文献 (23件)：

• BRONK RAMSEY, C. Radiocarbon Calibration and Analysis of Stratigraphy : The OxCal Program. Radiocarbon. 1995, 37, 425-430
• BRONK RAMSEY, C. Development of the Radiocarbon Program OxCal. Radiocarbon. 2001, 43, 355-363
• 千田昇. 福岡. 1996
• 地質調査所. 響灘表層堆積図. 2001
• 福岡県. 警固断層についての調査結果. 1996

タイトルに関連する用語 (4件)： 博多湾 ,  警固断層 ,  活動 ,  履歴