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J-GLOBAL ID：200902271029342615   整理番号：09A1084324

交代単原子[Fe/Co]_n超格子を持つCPPスピンバルブにおけるバルクスピン散乱の高い非対称性

High Bulk Spin Scattering Asymmetry in CPP Spin Valves With Alternated Monatomic [Fe/Co]_n Superlattice

著者 (7件)： MANO Tomonori (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  CHU In Chang (Digital Storage Lab., Kyunggi-Do, KOR) ,  MIYAKE Kousaku (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  DOI Masaaki (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KUWANO Satoko (Tohoku Gakuin Univ., Tagajo, JPN) ,  SHIMA Toshiyuki (Tohoku Gakuin Univ., Tagajo, JPN) ,  SAHASHI Masashi (Tohoku Univ., Sendai, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 45  号： 10  ページ： 3460-3463  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： MgO基板上のAu電極(300nm)上にAML(交代単原子)[Fe/Co]_n層を,さらにAuスペーサ(5nm)を挟んでAML[Fe/Co]_n層を,電子ビーム蒸着により形成した。nの典型値は37である。この上にピンニング用のIrMn層(7nm)を蒸着した。この構造特性をRHEEDとTEMにより確認した。この構造から,全金属の電流が面垂直な巨大磁気抵抗(CPP-GMR)スピンバルブ(SV)素子を電子ビームリソグラフィーにより作製した。非常に大きなRA(抵抗面積積)の変化(2.61mΩμm²)が得られた。スピン散乱非対称係数βと界面非対称係数γの推定値は,それぞれ0.81と0.43±0.05であった。βの値は,Cuスペーサまたはホイスラー合金をもって積層されたFe₅₀Co₅₀/Cuより大であった。

シソーラス用語： RHEED ,  ホイスラー合金 ,  *素子構造 ,  *磁気抵抗効果 ,  磁性薄膜 ,  鉄 ,  コバルト ,  金 ,  透過型電子顕微鏡 ,  非対称性 ,  *電子スピン ,  *電子散乱 ,  *スピンバルブ

分類 (2件)： その他の接合  (BM03088W) ,  磁電デバイス  (NC03100X)

タイトルに関連する用語 (11件)： 交代 ,  単原子 ,  Fe ,  CO ,  超格子 ,  CPP ,  スピンバルブ ,  バルク ,  スピン ,  散乱 ,  非対称性