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J-GLOBAL ID:200902271422445540   整理番号:08A1109955

水不足媒質として濃厚水性蛋白質中のアルカリカチオンと臭化物の第二と親の水和殻の摂動

Perturbation of Second and Farther Hydration Shells of Alkali Cations and Bromide in Concentrated Aqueous Protein as a Water-Shortage Medium
著者 (3件):
資料名:
巻: 112  号: 38  ページ: 11863-11867  発行年: 2008年09月25日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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水性蛋白質中でイオンの溶媒和に焦点を絞り,蛋白質がイオンの第一配位圏に侵入できるかと濃厚蛋白質溶液中イオンの溶媒和エネルギーとその溶媒和構造の関係を調べた。イオン移動度ボルタンメトリーによって水から濃厚水性オバルブミンとアルブミンへ選択イオン移動のGibbs自由エネルギーを決定した。テトラブチルアンモニウムイオンに対する負の値はオバルブミンへ直接結合を示唆し,一方,アルカリカチオンと臭化物に対する値は正であり,オバルブミン濃度と共に増加した。この挙動はアルブミンとポリスチレンスルホン酸でも同様であった。オバルブミン溶液中これらのイオンの溶媒和構造を明らかにするため,K,Rb及びBr K端XAFS測定を行った。30wt%オバルブミン溶液で得たスペクトルは対応する水和イオンに対するスペクトルと同じである。このことはこれらのイオンの第一配位圏構造が高濃度アルブミンによって影響されないこと示唆している。検出した正のイオン移動の自由エネルギーは水分子の水素結合エネルギーよりも若干小さく,しかるに高濃度オバルブミンが誘起した水不足条件のもとでイオンの第二と親の配位圏の摂動に由来する。
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分類 (1件):
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溶液論一般 

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