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J-GLOBAL ID：200902271803668324   整理番号：08A0514783

独立成分分析によるMIMO受信荷重の直接推定に関する基礎検討

Direct Estimation of Weight Vectors using Independent Component Analysis for MIMO Receiver

著者 (2件)： 塩見英久 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  岡村康行 (大阪大 大学院基礎工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 5(AP2008 1-10)  ページ： 19-22  発行年： 2008年04月10日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： MIMO通信においてチャネル測定誤差は通信性能を劣化させる要因のひとつである。本報告では,チャネル測定精度に依存しないMIMO受信荷重の直接決定方法を提案する。独立成分分析によるブラインド信号分離技術により,複数のアンテナから送信された信号を干渉なく受信することが可能であることを示した。チャネル行列の逆行列を用いる方法と提案手法とをシミュレーションにより比較したところ,チャネル測定誤差が過大な環境において提案手法がよく機能することを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 通信装置 ,  通信方式 ,  アダプティブアンテナ ,  重みづけ ,  独立成分分析 ,  *チャネル推定 ,  信号処理 ,  誤差 ,  *無線伝送 ,  MIMOシステム
準シソーラス用語： ブラインド信号分離 ,  推定誤差

分類 (2件)： 無線通信一般  (ND08010L) ,  信号理論  (ND02020G)

引用文献 (10件)：

• 高岡辰輔. OFDM/TDMにおけるチャネル推定誤差の影響. 信学技報. 2005, CS2004-153, 7-12
• 高橋明日香. 独立成分分析による複数無線タグの同時読取に関する検討. 信学総合大会, 2005. 2005
• 塩見英久. 独立成分分析によるアレイ信号処理とそのアンテナシステムへの応用. 輻射科学研究会. 2006, RS05-13
• SHIOMI, H. Novel Adaptive Algorithm using Independent Component Analysis for Array Antenna System. ISAP06, Nov. 2006
• 矢田達郎. 独立成分分析によるマイクロ波混信信号のブラインド分離実験. 信学技報. 2007, MW2007-92

タイトルに関連する用語 (5件)： 独立成分分析 ,  MIMO ,  荷重 ,  推定 ,  基礎