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J-GLOBAL ID：200902272409113968   整理番号：08A1228063

潜熱蓄熱による鉄鋼・化学コプロダクションの可能性調査

著者 (4件)： 能村貴宏 (北大) ,  沖中憲之 (北大) ,  秋山友宏 (北大) ,  長坂徹也 (東北大)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 21  号： 2  ページ： ROMBUNNO.386  発行年： 2008年09月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 融点が300°C超の潜熱蓄熱材(PCM)で高温廃熱を潜熱蓄熱し,それをトラックで近傍の化成工場へオフライン輸送することにより化石燃料を節約する潜熱蓄熱輸送システムを提案し,その効果を検討し,適用可能な高温PCMの熱物性を調べた。高温PCMを仮定し,廃熱を潜熱蓄熱し,化成工場へオフライン輸送する。排熱源として熱間圧延工場内の加熱炉廃熱を想定し,廃熱温度350°C,輸送先熱媒温度300°C,室温25°C,コンテナ重量24t,輸送距離10kmと仮定し,提案システムの投入エネルギー,エクセルギー損失及びCO₂排出量削減量を評価した。PCM候補となる融点が200°C超の水酸化物,塩化物,硝酸塩又はそれらの混合物の熱重量変化及び融点,潜熱量を測定した。本システムはエネルギー投入量,エクセルギー損失量,CO₂排出量の削減が可能であり,熱的に安定な利用可能PCMの存在を明らかにした。

シソーラス用語： *潜熱 ,  *蓄熱 ,  蓄熱材 ,  廃熱 ,  熱間圧延 ,  圧延工場 ,  加熱炉 ,  熱媒体 ,  有効エネルギー ,  排出量 ,  水酸化物 ,  塩化物 ,  硝酸塩 ,  二酸化炭素
準シソーラス用語： エクセルギー

分類 (1件)： エネルギー貯蔵  (LC02000F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 潜熱蓄熱 ,  鉄鋼 ,  化学 ,  可能性 ,  調査