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J-GLOBAL ID：200902273024089167   整理番号：09A0860212

高窒素含有鋼の積層欠陥エネルギーについてのウイークビーム透過型電子顕微鏡による観察

Weak Beam TEM Study on Stacking Fault Energy of High Nitrogen Steels

著者 (8件)： OJIMA M. (Ibaraki Univ., Ibaraki, JPN) ,  OJIMA M. (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  ADACHI Y. (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  TOMOTA Y. (Ibaraki Univ., Ibaraki, JPN) ,  KATADA Y. (National Inst. Materials Sci., Ibaraki, JPN) ,  KANEKO Y. (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  KURODA K. (Nagoya Univ., Nagoya, JPN) ,  SAKA H. (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Steel Research International  (Steel Research International)
巻： 80  号： 7  ページ： 477-481  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： A0446A  ISSN： 1611-3683  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特に積層欠陥エネルギーに注目して,高窒素含有鋼の高い加工硬化率の解明を行った。転位配置および解離した転位の幅が窒素を含む,あるいは含まない,さまざまな種類のステンレス鋼において評価された。3元系Fe-Cr-Ni合金に関しブリッジマン法により単結晶を成長させた。単結晶は150μmに機械的に薄くされ,それから転位を誘起するために室温において手でわずかに変形された。1%以上の窒素を含みマンガンを含まない高窒素鋼(HNS)は加圧式エレクトロスラグ再溶解装置を用いて調製された。Fe-Cr-Ni合金における窒素添加は室温におけるεおよびα’の両相に対してオーステナイト相を安定させること,積層欠陥エネルギーを増加させることが分かった。そして積層欠陥エネルギーは化学組成の函数として表現出来る。

シソーラス用語： *積層欠陥エネルギー ,  電子顕微鏡観察 ,  転位【結晶】 ,  *鉄合金 ,  クロム含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  ステンレス鋼 ,  単結晶 ,  Bridgman法 ,  *透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： 電子顕微観察

分類 (1件)： 格子欠陥の観察・実験技術  (BK12020U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 窒素 ,  積層欠陥エネルギー ,  ビーム ,  透過型電子顕微鏡 ,  観察