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J-GLOBAL ID：200902273298366132   整理番号：09A0664509

モーション・メディアとインフォマティブ・モーション モーション・メディアとしての舞踊-身体表現のプロセスが伝えるもの-

著者 (2件)： 阪田真己子 (同志社大 文化情報) ,  柴眞理子 (お茶の水女大 大学院人間文化創成科学研究科)
資料名： 計測と制御  (Journal of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 48  号： 6  ページ： 489-494  発行年： 2009年06月10日 
JST資料番号： F0131A  ISSN： 0453-4662  CODEN： KESEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 人は,刻々変化する他者の身体から,明示的でない情報を含んだインフォマティブ・モーションをリアルタイムに読み取る高度な能力を持っている。しかし,メールやプログの普及により,従来人に備わっているはずの社会的知能が著しく低下している。本稿では,この意識の下に,人と人が意思疎通,共通理解を行うための基盤にある身体について取り上げた。また,モーション・メディアとしての舞踏がどのような情報を,どのように伝達し得るか,ということの研究事例を紹介した。それら研究の応用として,身体を動かすことで精神病患者の凍った感情を揺り動かそうとするダンスセラピーの実践内容を解説した。

シソーラス用語： *レクリエーション ,  情報 ,  空間 ,  感覚 ,  芸術療法 ,  運動 ,  コミュニケーション ,  *身体感情 ,  体性感覚
準シソーラス用語： *インフォマティブモーション ,  ダンスセラピー ,  *モーションメディア ,  意思疎通 ,  感性情報 ,  共通理解 ,  身体感覚 ,  身体空間 ,  体感 ,  動き ,  *舞踊

分類 (1件)： ロボット工学一般  (IC04011S)

引用文献 (22件)：

• 原田純子. 踊る技術の向上と体感獲得の過程-舞踊経験の浅い学生の感情価に基づいて-. 体育科教育学研究. 2005, 21, 2, 31-44
• 市川浩. 精神としての身体. 1975
• 井上正之. 身体動作表現に関わる感性特徴量の抽出. 日本バーチャルリアリティ学会論文誌. 2005, 10, 1, 31-40
• 石福恒雄. 身体の現象学. 1977
• 片寄晴弘. ダンスにおける意図伝達の物理的・心理的計測. 信学技報. 1998, 98, 276, 39-46

タイトルに関連する用語 (3件)： 舞踊 ,  身体表現 ,  プロセス