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J-GLOBAL ID:200902274220655347   整理番号:09A0410865

タンザニアマハレ山塊国立公園における野生チンパンジーの鼻口摩擦行動および手摩擦行動の普及

Prevalence of muzzle-rubbing and hand-rubbing behavior in wild chimpanzees in Mahale Mountains National Park, Tanzania
著者 (13件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 184-189  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: X0725A  ISSN: 0032-8332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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1998年に,タンザニアマハレ山塊国立公園の4頭のチンパンジーが,特にレモンを摂食している際に,切り離していない葉や草の茎を使用して口をぬぐう行動,もしくは木の幹や枝で口を摩擦する行動が観察された。口をぬぐう/摩擦する行動を行う個体数は1999年には18頭に増加した。2005年までに,29頭のチンパンジーがこのように口をぬぐう/摩擦することが報告された。チンパンジーがこの行動を試行錯誤もしくは社会学習から獲得したかを決定することは困難であるが,他の区域のチンパンジーが完全なものを使用するよりも頻繁に切り離した葉や葉の付いた小枝でこの行動を行っていることから,マハレにおいて完全な植物部分を使用した清掃の潜在性は社会学習を介して広がったことが示唆される。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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個体群生態学 
引用文献 (17件):
  • BECK, B. Animal tool behavior. 1980
  • BOESCH, C. Innovation in wild chimpanzees (Pan troglodytes). Int J Primatol. 1995, 16, 1-16
  • CORP, N. The ontogeny of manual skill in wild chimpanzees : evidence from feeding on the fruit of Saba florida. Behaviour. 2002, 139, 137-168
  • GOODALL, J. Cultural elements in a chimpanzee community. Precultural primate behavior. 1973, 144-184
  • GOODALL, J. The chimpanzees of Gombe. 1986
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