文献

J-GLOBAL ID：200902274832637186   整理番号：09A1053226

材料流動の変化に着目した押出しによる螺旋歯付中空軸の成形方法の開発

Development of Flexible Extrusion Process with Divided Diesfor Producing Hollow Shaft with Helical Tooth

著者 (4件)： 新川真人 (福井大学工学部) ,  白石光信 (福井大学大学院工学研究科) ,  黒木健介 ((株)日立産機システム 空圧システム事業部) ,  山崎満 (東京エレクトロン東北(株))
資料名： 塑性と加工  (Journal of the Japan Society for Technology of Plasticity)
巻： 50  号： 584  ページ： 837-841 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0076A  ISSN： 0038-1586  CODEN： SOKAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 製品のねじれ量を制御可能とする「ダイスシフト押出し加工法」の加工原理に基づき,外周と内周に螺旋歯を有する中空軸の成形を可能とする「螺旋歯付中空軸押出し加工法」を提案した。加工条件をコンピュータで制御する「ダイスシフトフレキシブル押出しシステム」を構築し,カラークレイによる成形実験の結果,以下のことを明らかにした。1)螺旋歯付中空軸加工法で,外周と内周螺旋歯付中空軸を成形可能である。2)素材のダイス孔からの流出方向は,螺旋歯のねじれ量を支配する大きな影響因子である。3)ダイスシフトフレキシブル押出しシステムで,外周歯のねじれが中空軸内面のねじれに影響を及している。4)通常の押出しでは成形が困難な形状について,提案した加工法と加工システムを活用することで成形が可能である。

シソーラス用語： *押出 ,  螺旋 ,  歯 ,  ねじり ,  押出ダイス ,  中空円筒 ,  生産システム
準シソーラス用語： ねじれ

分類 (1件)： 押出  (WC04020A)

引用文献 (5件)：

• 加藤雅嗣. 平10塑加春講論. 1998, 367-368
• 星野倫彦. 平5塑加春講論. 1993, 431-434
• 白石光信. 塑性と加工. 2001, 42, 485, 593-595
• NIKAWA, M. Proc. 7^<th> ICTP, 2002. 2002, 1747-1752
• 小坂田宏造. 機論 C. 1989, 55, 516, 2213-2220

タイトルに関連する用語 (8件)： 流動 ,  着目 ,  押出し ,  螺旋 ,  歯付 ,  中空軸 ,  成形方法 ,  開発