抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1986~93年に15か国23地点の相互比較に基いて,転倒ます式,温水式,溢水式降水量計における風速に関する降水捕捉率CRに対する回帰式CR=1/(1+mU)が得られている(Um/sは開口部の風速,mは形式ごとの係数)。積雪地帯における風除けの有無が長期データに与える影響として,以下の注意を述べた。1)風除けの有無は,特に固体降水において,降水量観測値に20%の差異をもたらす。2)風除けの設置・撤去がある場合,降水量の統計はそのままでは継続できない。日付を降水量データに付加すべきである。3)風除けの設置・撤去の調査には多大の労力を要する。各機関は早急に記録を整備すべきである。