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J-GLOBAL ID：200902275892573680   整理番号：08A1011216

実大3層鉄筋コンクリート建物の振動実験

SHAKE TABLE TEST ON A FULL-SCALE THREE-STORY REINFORCED CONCRETE BUILDING STRUCTURE

著者 (5件)： 壁谷澤寿一 (東大) ,  壁谷澤寿海 (東大 地震研) ,  松森泰造 (防災科学技術研) ,  壁谷澤寿成 (東大) ,  KIM Yousok (東大 地震研)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 632  ページ： 1833-1840  発行年： 2008年10月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直接基礎上の3階建て鉄筋コンクリート造校舎を模擬した,実大建物の振動実験を行い,鉄筋コンクリート建物の損傷と破壊性状並びに基礎すべり入力低減性状について検討した。その結果,1)基礎非固定時の上部構造への入力は,Run3(JMA Kobe50%)までは振動台と1階床の入力はほぼ同じで基礎固定と同等であり,梁端部にひび割れは生じたが,被災度は軽微に近い小破であること,2)基礎非固定時の応答では,Run4(JMA Kobe100%)において基礎底面が浮き上がりを伴いながら滑りを生じて,上部構造の損傷は小破レベルに留まること,などが分かった。

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *建築物 ,  *耐震性 ,  *振動台試験 ,  実物大試験 ,  多層構造 ,  損傷 ,  破壊モード ,  直接基礎 ,  診断 ,  地震動 ,  動的応答 ,  応答スペクトル ,  角度 ,  復原性 ,  係数 ,  載荷試験 ,  水平荷重 ,  層間変形角 ,  加速度応答 ,  層剪断力係数 ,  耐震診断 ,  復元力特性

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (8件)：

• 壁谷澤寿海. E-ディフェンスによる実大6層鉄筋コンクリート建物実験 (その1-7). 日本建築学会大会学術講演梗概集C-2, 2006. 9. 2006, 685-698
• 日本建築学会. 建物と地盤の動的相互作用を考慮した応答解析と耐震設計. 2006
• 防災科学技術研究所. 3.2.1鉄筋コンクリート建物の三次元震動破壊実験. 平成18年度大都市大震災軽減化特別プロジェクト研究報告書. 2007, 273-324
• 防災科学技術研究所. 3.2.3学校校舎の耐震補強に関する実大震動実験の計画と予備解析. 平成18年度大都市大震災軽減化特別プロジェクト研究報告書. 2007, 359-382
• 日本建築学会. 鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説. 1975

タイトルに関連する用語 (4件)： 実大 ,  鉄筋コンクリート ,  建物 ,  振動実験