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J-GLOBAL ID:200902275908138695   整理番号:09A0498011

北太平洋の中層水塩分極小層のモデリングのために渦を表現することの重要性:渦解像モデルと渦許容モデルの比較

Importance of Eddy Representation for Modeling the Intermediate Salinity Minimum in the North Pacific: Comparison between Eddy-Resolving and Eddy-Permitting Models
著者 (2件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 407-426  発行年: 2009年06月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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中層水での親潮水塊と黒潮水塊の間の大規模な混合作用には中規模渦よりも小さい撹乱の存在が重要であることを発見した著者の既存の研究結果を追認するために,渦解像モデル実験の結果を解析し,渦許容モデルの結果と比較した。初期条件に与えられた中層水塩分最小は,渦許容モデルでは統合的進行として弱まるが,前者の非現実的な塩分分布から初期化された渦解像モデルでは,急速に回復し,その後は維持される。水温と塩分におけるフィラメントのような微細構造は後者で活発に発達する。それは中規模渦より水平広がりがずっと小さく,大規模混合においてはこのような擾乱が重要であることを示唆する。本来の親潮水塊よって定義される親潮水塊と黒潮水塊の混合比は,その値が全般に混合水域の中層水上部亜層よりも下部亜層で高いことを示す。そして,塩分極小は,強い鉛直傾度を持つ混合比が高い値の層と低い値の層の間に存在することを示す。密度層における親潮水塊と黒潮水塊の渦輸送は4要素に分けられる。通常は水温と塩分の密度混合が優勢であり,次に層厚フラックスに関連した要素が続く。親潮水塊の南方への渦輸送と黒潮水塊の北方への渦輸送はお互いに対称形ではない。なぜなら,層厚フラックスに関連した要素が同じ方向(南方)にあるためである。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 
引用文献 (46件):

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