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J-GLOBAL ID：200902275960808852   整理番号：09A1053780

疼痛の細胞機序および分子機序

Cellular and Molecular Mechanisms of Pain

著者 (4件)： BASBAUM Allan I. (Dep. of Anatomy, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA) ,  BAUTISTA Diana M. (Dep. of Molecular and Cell Biology, Univ. of California, Berkeley, Berkeley, CA 94720, USA) ,  SCHERRER Gregory (Dep. of Anatomy, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA) ,  JULIUS David (Dep. of Physiology, Univ. of California, San Francisco, San Francisco, CA 94158, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 139  号： 2  ページ： 267-284  発行年： 2009年10月16日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 神経系は環境刺激物および内因性化学刺激物と同様に広範囲な熱刺激および機械刺激を検知して解釈する。これらの刺激が強い場合,急性疼痛を生じ,持続性傷害の設定では,痛覚伝達路の末梢神経系成分と中枢神経系成分の両方が強度の可塑性を示し,疼痛シグナルを強化して過感受性を生じる。可塑性によって防御反射が促進される場合は有益であるが,変化が持続すると,慢性疼痛状態が生じる可能性がある。遺伝的研究,電気生理学的研究,薬理学的研究により,疼痛を生じる侵害刺激の検知,コード化,調節の基礎となる分子機序が解明される。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *疼痛 ,  *神経伝達 ,  神経生理 ,  *生体刺激 ,  ニューロン ,  侵害受容体 ,  脊髄 ,  神経線維 ,  イオンチャンネル ,  熱刺激 ,  寒冷刺激 ,  脊髄神経節 ,  機械刺激 ,  機械受容器 ,  膜タンパク質 ,  ナトリウムチャンネル ,  炎症 ,  カルシウムチャンネル ,  毒物 ,  環境 ,  細胞情報伝達 ,  NMDA受容体 ,  神経伝導 ,  電流 ,  タンパク質キナーゼC ,  グリア細胞 ,  BDNF ,  CD抗原 ,  ケモカイン受容体 ,  不飽和脂肪酸 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  脂環式アルコール ,  単環モノテルペン ,  第二アルコール ,  神経可塑性
準シソーラス用語： CXCR3 ,  C線維【神経】 ,  EPSC ,  GABA作動性ニューロン ,  KCNK ,  TRPA1 ,  TRPV1 ,  TRPチャンネル ,  グリシン作動性ニューロン ,  機械刺激細胞情報伝達 ,  急性疼痛 ,  求心性神経 ,  後角 ,  後根神経節 ,  *侵害刺激 ,  蛋白質キナーゼCγ ,  電位依存性カルシウムチャンネル ,  電位依存性ナトリウムチャンネル ,  投射 ,  微小環境 ,  慢性疼痛 ,  酸感受性イオンチャンネル

分類 (3件)： その他の感覚  (EJ13040X) ,  神経系一般  (EJ12010J) ,  細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (2件)： カプサイシン ,  メントール

タイトルに関連する用語 (3件)： 疼痛 ,  細胞 ,  分子機序