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J-GLOBAL ID:200902276844188614   整理番号:09A0235837

水溶液中でのα-シクロデキストリンとカルボラン誘導体との錯体生成

Complexation of α-Cyclodextrin with Carborane Derivatives in Aqueous Solution
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 307-310 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: G0504A  ISSN: 0009-2363  CODEN: CPBTAL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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カルボラン誘導体とβ-シクロデキストリン(β-CD)とが錯体を生成することはよく知られているが,本報では水溶液中でのカルボラン誘導体とα-CDとの錯体生成について初めて報告した。生成した錯体の化学量論比と会合定数(Ka)はそれぞれ,Jobプロット及びNMR滴定研究により測定した。いずれの場合でもカルボラン:α-CD化学量論比は1:1であった。カルボラン誘導体のα-CDとの錯体生成能と選択性は,β-CDとのそれに比べると著しく低かった。カルボランケージとα-CDの疎水性空洞との相互作用は弱いようであった。おそらく,α-CDの疎水性空洞が小さすぎてカルボランケージを収容しきれないからであろう。カルボランケージのC-H結合及び極性置換基とα-CDの縁部に存在する第二アルコール基との間には水素結合が生成する可能性がある。包接過程はカルボランケージの配向に影響され,o-及びm-カルボラン誘導体の会合定数はp-カルボラン誘導体のそれよりもやや高い値を示した。(翻訳著者抄録)
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