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J-GLOBAL ID:200902276988097834   整理番号:08A0979583

海草の硫酸化多糖類の構造と抗デングウイルス活性

Structure and anti-dengue virus activity of sulfated polysaccharide from a marine alga
著者 (6件):
資料名:
巻: 376  号:ページ: 91-95  発行年: 2008年11月07日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海草,Cladosiphon okamuranusのフコイダンと名付けた硫酸化多糖類は,グルクロン酸と硫酸化フコース残基を含む炭水化物単位からなる。ここでは,この物質がデングウイルス2型(DEN2)感染を強く阻害することを見出した。ウイルス感染は,DEN2をフコイダンで処理すると阻害されたが,他の血清型は阻害されなかった。グルクロン酸をグルコースに変換したカルボキシ還元フコイダン誘導体は,ウイルス感染を阻害しなかった。フコイダンからの硫酸化機能基の除去は,<1%フコイダンによるDEN2感染に与える阻害活性を著しく抑制した。DEN2粒子は独占的にフコイダンの結合し,フコイダンがDEN2上のエンベロープ糖蛋白質(EGP)と直接相互作用することを示した。構造に基づく分析は,ヘパリン結合部位の一つと考えられるLys310の立体配座的に近位である,DEN2 EGPのArg323がフコイダンとの相互作用に重要なことを示した。結論として,フコイダンの硫酸化基とグルクロン酸の両方がDEN2感染阻害に関わる。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抗ウイルス薬の基礎研究  ,  生物学的機能 
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