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J-GLOBAL ID：200902277022221772   整理番号：09A0224554

避難安全性の確率論的評価

Evaluation of the Evacuation Safety Based on Probabilistic Theory

著者 (1件)： 青木義次 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本火災学会論文集  (Bulletin of Japan Association for Fire Science and Engineering)
巻： 59  号： 1  ページ： 1-8  発行年： 2009年02月25日 
JST資料番号： F0459A  ISSN： 0546-0794  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 火災現象及び避難行動における不確定要因に着目し,確率論的な避難安全評価の理論的検討を行った。歩行時間,扉通過時間,煙降下時間が対数正規分布をなすという結果を用いて,歩行時間卓越型プランと扉通過時間卓越型プランに対する確率論的評価を試みた。現行の避難安全検証法に見られる確定論的評価との比較を行い,確定論的評価で用いられている安全係数を計測値から得られる各変量のばらつきを表す標準偏差をもとに決定すれば,確定論的評価と確率論的評価が完全に一致することを示した。

シソーラス用語： *火災 ,  *避難 ,  安全性 ,  *確率論的リスク評価 ,  歩行 ,  時間 ,  出入口 ,  煙 ,  下降 ,  パラメータ ,  距離 ,  経路 ,  確率密度関数 ,  決定 ,  理論 ,  標準偏差 ,  流動性 ,  沈降速度 ,  対数正規分布 ,  判定基準 ,  安全率 ,  *評価
準シソーラス用語： 安全係数 ,  確定論

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

引用文献 (10件)：

• LIE, T. T. Probabilistic Aspects of Fire in Building. 1974
• 青木義次. 火災フェイズの拡大に関する確率論的研究 (1), (2). 日本火災学会論文集. 1979, 29, 1, 1-16
• 矢代嘉郎. フォールトツリーによる火災進展の分析. 日本建築学会大会学術講演集, 1982. 1982
• MIZUNO, M. Analysis on Target Safety Level for Egress from a Fire Room and a Fire Floor in Typical Office Buildings. Fire Science and Technology. 2004, 23, 5, 402-462
• 国土交通省住宅局建築指導課. 避難安全検証法の解説及び計算例とその解説. 2001

タイトルに関連する用語 (2件)： 避難安全性 ,  評価