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J-GLOBAL ID:200902277044181243   整理番号:08A0818356

熱量測定,中性子回折及び中性子スピンエコー測定により研究したメソ多孔質MCM-41中の拘束された過冷却水の熱力学的,構造的及び動力学的性質

Thermodynamic, structural, and dynamic properties of supercooled water confined in mesoporous MCM-41 studied with calorimetric, neutron diffraction, and neutron spin echo measurements
著者 (5件):
資料名:
巻: 129  号:ページ: 054702  発行年: 2008年08月07日 
JST資料番号: C0275A  ISSN: 0021-9606  CODEN: JCPSA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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メソ多孔質シリカガラスMCM-41 C10,C12及びC14中に拘束された重水(D2O)の熱力学的,構造的及び動力学的性質を,示差走査熱量測定(DSC),中性子回折及び中性子スピンエコー(NSE)測定それぞれにより研究した。DSCデータはC10中に束縛されたD2Oの結晶化が298~180Kの温度域で起ないことを示し,結晶性氷はC12及びC14それぞれに対して204及び221Kで形成する。C10に対して,拘束D2Oの中性子分布関数は223及び173Kの間の過冷却状態における構造変化を提案した。C10試料に対して,四面体様水構造は173Kで細孔の中心部分で部分的に増強されることを見いだした。全試料に対して,NSE測定からの中間的散乱関数のKohlrausch-Williams-Watts伸長指数関数によるあてはめを行った。拘束過冷却D2Oは広い緩和時間の分布を示す。298及び240Kの間の温度域でのC10,C12及びC14試料に対して,過冷却D2Oの緩和時間はVogel-Fulcher-Tamman方程式にかなり良く従う。C10試料に対して,240K以下で非凍結D2Oの緩和時間はArrhenius型挙動を示す。熱量的,構造的及び動力学的性質本実験結果から,MCM-41 C10中拘束された過冷却D2Oは229K近傍で高密度から低密度水素結合構造への転移を経験することが結論される。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
不均質流  ,  非金属化合物  ,  固-液界面 

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