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J-GLOBAL ID：200902277106730362   整理番号：09A0903112

気象予測モデルと連携した出水予測手法の開発-九州地方に襲来する台風事例-

著者 (2件)： 豊田康嗣 (電力中研) ,  平口博丸 (電力中研)
資料名： 電力中央研究所地球工学研究所研究報告  (電力中央研究所地球工学研究所調査報告)
号： N08058  ページ： 36P  発行年： 2009年08月 
JST資料番号： F0804D  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水力発電ダムでは,災害防止や貯水量確保のために降水予測が重要な情報となっている。電力中央研究所の気象予測モデルと水循環解析モデルを連携した6時間以上でも活用できる降雨・出水予測手法を開発し,台風襲来時に適用した際の予測精度の検証を試みた。その結果,適用しうる出水の予測リードタイムが従来よりも長くなった。また,降雨予測量および出水予測量の観点から連携手法の性能を評価し,出水予測における重要な指標であるピーク流量と立ち上がりに対する降雨予測の評価を行えるようにした。

シソーラス用語： 天気予報 ,  *予測モデル ,  *出水 ,  九州地方 ,  *台風 ,  *降水予報 ,  水循環 ,  解析モデル ,  降水量 ,  雨量計

分類 (2件)： 水文学一般  (DC07010R) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

引用文献 (23件)：

• 気象庁編: 平成15年度数値予報テキスト, 防災情報・短期予報用プロダクトの精度, 気象業務支援センター, 2003.
• 豊田康嗣・杉本聡一郎・下垣久: 気象レーダを用いた降雨予測手法--降雨量算定手法と移流モデルの検討--, 電力中央研究所研究報告, U00050, 2001.
• 加藤輝之: 集中豪雨のモデルと予想--数値実験によるアプローチー, 天気, 49, p. 626-324, 2002.
• 和田浩治・杉本聡一郎・豊田康嗣・平口博丸: 電中研--地域気象解析・予測システム (MARS) の開発, 電力中央研究所報告, N06016, 2007.
• 杉本聡一郎・服部康男: メソ気象モデルを用いたおろし風発生予測手法--広戸風に対する検討--, 電力中央研究所研究報告, N08046, 2009.

タイトルに関連する用語 (10件)： 気象予測 ,  モデル ,  連携 ,  出水 ,  予測手法 ,  開発 ,  九州 ,  地方 ,  襲来 ,  台風