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J-GLOBAL ID:200902277361907438   整理番号:08A0969439

多様なゲスト分子とシクロデキストリンのホスト-ゲスト錯体形成による単層カーボンナノチューブの水溶性増強

Enhancement of Water Solubility of Single-Walled Carbon Nanotubes by Formation of Host-Guest Complexes of Cyclodextrins with Various Guest Molecules
著者 (5件):
資料名:
巻: 112  号: 34  ページ: 13079-13083  発行年: 2008年08月28日 
JST資料番号: W1877A  ISSN: 1932-7447  CODEN: JPCCCK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ホスト-ゲスト錯体を使った単層カーボンナノチューブ(SWNT)の安定化能力を検討した。ホスト-ゲスト錯体を持つSWNTの安定化能力の傾向を3種に分割した。ゲスト化合物として使ったアダマンタンカルボン酸ナトリウム(AdCNa)とフェロセンカルボン酸ナトリウム(FeCNa)の場合には,SWNTの溶解度は,β-またはγ-シクロデキストリン(CD)(クラス1)とホスト-ゲスト錯体を形成して劇的に増加されていた。ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(SDBS)-CD錯体を使って,SWNTの溶解度もまたSDBS(クラス2)だけに比べて増強された。他方,SWNTの溶解度は,アーソデオキシコール酸塩(UdCNa)-CDまたはTriton X405-CD錯体(クラス3)等のホスト-ゲスト錯体形成によって減少していた。クラス1およびクラス2の場合には,疎水性部分がCD空洞によって空間的にカバーされずに,それ故,疎水性部分がSWNT表面に結合できていた。CDは水性媒体中での分散で疎水性を強化するに違いなかった。他方,UdCNaおよびTriton X405-CD(クラス3)では,疎水性部分の結合部位がCD間隙を十分覆っていた。それ故,SWNTの安定化能力が,これ等ゲストとCD間のホスト-ゲスト錯体形成によって減少していた。添加剤にCDを使った可溶化工程は,SWNTの水溶性を増強するための単純で効率的なそして有望な戦略であり,その工程はSWNTの可溶化技法を拡大し,工業的に適用可能であろう。
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分類 (3件):
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一成分系の相平衡・状態図  ,  炭素とその化合物  ,  分子化合物 
物質索引 (6件):
物質索引
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