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J-GLOBAL ID：200902277526646472   整理番号：09A0245094

住棟全体のエネルギー消費量の推定 集合住宅におけるエネルギー消費量の削減に関する研究

ESTIMATION OF ENERGY CONSUMPTION IN BUILDING Study on energy conservation in apartment house

著者 (3件)： 湯淺和博 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  YOO Jung Hyun (東京工大 大学院理工学研究科) ,  藤井修二 (東京工大 大学院情報理工学研究科)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 637  ページ： 397-402  発行年： 2009年03月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 集合住宅の住棟全体のエネルギー消費を実態調査に基づいて推定した。居住部のエネルギー消費を求めるには,既往の生活スケジュール自動作成プログラムに基づく家電,照明エネルギー,スケジュールを給水温で修正した給湯用エネルギー,熱負荷算定に基づく暖冷房エネルギーを加え合せた。1年間のエネルギー消費合計は67GJ/戸であった。共用部分では,エレベータ20kWh/日,照明242kWh/日,揚水ポンプ53kWh/日であった。住棟全体のエネルギー消費原単位は,784MJ/平方米・年であった。住棟全体のエネルギー消費原単位に影響を及ぼす要因として,住棟形式,共用部分,居住部分,住棟規模を標準型から変化させると,標準片廊下型をホール型にすると7%,居住部分消費が20%増えると17%の増加の影響があった。

シソーラス用語： *集合住宅 ,  *エネルギー消費 ,  予測技法 ,  実態調査 ,  *生活時間 ,  家庭電器 ,  照明設備 ,  給湯設備 ,  冷暖房負荷 ,  *共同利用 ,  エレベータ ,  給水ポンプ ,  因子分析 ,  平面計画 ,  消費電力 ,  都市ガス ,  エネルギー原単位 ,  面積 ,  省エネルギー技術 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー

分類 (3件)： エネルギー資源及び開発  (LB01000V) ,  建築設備一般  (RB06010V) ,  住宅建築,農村建築,城  (RB05040V)

引用文献 (28件)：

• 平成18年度エネルギーに関する年次報告. エネルギー白書. 2007
• 既存住宅ストック改修技術開発と改修事例に関するアンケート調査. 2004
• 村上周三. 全国の住宅80戸を対象としたエネルギー消費量の長期詳細調査対象住宅の属性と用途別エネルギー消費量. 日本建築学会環境系論文集. 2006, 603, 93-100
• 井上隆. 全国規模アンケートによる住宅内エネルギー消費の実態に関する研究影響を及ぼす要因に関する分析 (その2). 日本建築学会環境系論文集. 2006, 606, 75-80
• 吉野博. 住宅内エネルギー消費量予測モデルの構築. 日本建築学会大会技術報告集. 2005, 22, 359-362

タイトルに関連する用語 (5件)： 住棟 ,  エネルギー消費量 ,  推定 ,  集合住宅 ,  研究