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J-GLOBAL ID：200902277681948892   整理番号：09A1037589

インデューサ内部の旋回キャビテーションに与える熱力学的効果

Thermodynamic Effect on Rotating Cavitation in an Inducer

著者 (6件)： YOSHIDA Yoshiki (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  SASAO Yoshifumi (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  WATANABE Mitsuo (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  HASHIMOTO Tomoyuki (Japan Aerospace Exploration Agency, Miyagi, JPN) ,  IGA Yuka (Tohoku Univ., Miyagi, JPN) ,  IKOHAGI Toshiaki (Tohoku Univ., Miyagi, JPN)
資料名： Journal of Fluids Engineering  (Journal of Fluids Engineering)
巻： 131  号： 9  ページ： 091302.1-091302.7  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： C0997A  ISSN： 0098-2202  CODEN： JFEGA4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ロケットエンジン用ターボポンプのインデューサのキャビテーションの目安としてキャビティ長さに注目して熱力学的効果と旋回キャビテーションの関係について実験的に調べた。実験は二つのタンクを結ぶ低温インデューサ試験設備に異なる温度の液体窒素を用いて供試インデューサによるキャビテーションを調べて行った。すなわち,3枚の羽根から成るインデューサの羽根に沿って8個の圧力センサを備え,超同期旋回キャビテーションと同期旋回キャビテーションの場合のキャビティ長さを調べた。その結果,同期旋回キャビテーションは温度に関係なく同じキャビティ長さで生じ,その開始限界キャビティ長さは羽根間隔との比が0.9~1.0となり,超同期旋回キャビテーションの場合は約0.5となることなどが分かった。

シソーラス用語： *インデューサ ,  キャビテーション ,  流体力 ,  空洞 ,  液体窒素 ,  圧力センサ
準シソーラス用語： キャビティ長さ ,  *旋回キャビテーション ,  同期旋回キャビテーション ,  *熱力学的効果

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (3件)： インデューサ ,  旋回キャビテーション ,  熱力学的効果