抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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衣料の摩擦によって皮膚刺激を生じることがあるが,力学的な皮膚刺激を生理学的な面から客観的に評価する方法はまだ確立されていない。今回は繊維製品の皮膚への摩擦によって引き起こされる皮膚温の変化に注目し,その変化量を指標として官能評価との関連を検討し,以下の知見を得た。実験試料は市販浴用タオル4種(cotton,ramie,silk,nylon製)を使用した。摩擦刺激による皮膚温上昇反応は,1)即断上昇型(Type.1),2)遅延上昇型(Type.2),3)僅少変化型(Type.3)の3つの型が観察された。上昇した皮膚温を経時的に追跡し,摩擦前レベル以上の皮膚温上昇値を累積して皮膚温上昇累積値(Total Skin-Temperature Increment,以下TSI値)を求めた。(著者抄録)