文献
J-GLOBAL ID:200902277840263677   整理番号:09A1283302

ひので可視光望遠鏡における軌道上コンタミネーションの影響評価

Molecular Contamination Assessment on Hinode Optical Telescope Assembly
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 25-30 (J-STAGE)  発行年: 2007年 
JST資料番号: U0120A  ISSN: 1347-3832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
太陽観測衛星「ひので」可視光望遠鏡には分子状コンタミネーション付着にセンシティブな光学系が搭載されている.これら付着は,望遠鏡内部に使用されている有機材料からのアウトガスにより生じる.「ひので」は日本時間2006年9月23日に打ち上げられ,同年10月25日から可視光望遠鏡による太陽観測が開始された.観測開始から約2カ月の間,光学系の一つである排熱鏡近傍の温度が急上昇した.この原因として,コンタミネーションが排熱鏡に付着し,排熱鏡の太陽光吸収率が増加した可能性が高いことが判った.また,フライト前に実施した数値解析結果と比較したところ,主鏡及び副鏡での太陽光吸収率変化Δαs計算値は温度データからのΔαs概算値に傾向が概ね一致した.しかしながら,排熱鏡でのΔαs計算値は温度データからのΔαs概算値を下回った.数値解析においては,材料表面からのコンタミネーションの脱着効果,汚染源となる材料の急激な温度上昇を考慮する必要があることが判った.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飛しょう体の設計・構造 
引用文献 (8件):
  • 1) Arnold, G. and Luey, K.: Photochemically Deposited Contaminant Film Effects, Proc. of SPIE, Vol. 2864, 1996, pp.269-285.
  • 2) Standard Solar Constant and Zero Air Mass Solar Spectral Irradiance Tables, ASTM E490-00, 2000.
  • 3) Tribble, A. C., Boyadjian, B., Davis, J., Haffner, J. and McCullough, E.:Contamination Control Engineering Design Guidelines for the Aerospace Community, NASA CR-4740, 1996.
  • 4) Mauldin, L. E., III and Chu, W. P.: Optical Degradation Due to Contamination on the SAGE/SAGE II Spacecraft Instruments, Proc. of SPIE, Vol. 338, 1982, pp.58-64.
  • 5) Hayashi, T., Urayama, F., Takeda, N., Yoshikawa, J. and Baba, N.:Experimental Approach for Modeling on External Molecular Contaminants Behaviors, 54th IAC, 2003.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る