文献
J-GLOBAL ID:200902279432224240   整理番号:09A0294631

養液栽培における排液再利用法の検討

Study of a culture solution management and residue reuse technique for hydroponics based on mathematical model
著者 (4件):
資料名:
号:ページ: 91-101  発行年: 2009年02月26日 
JST資料番号: Z0030B  ISSN: 1347-1244  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,トマト生産に導入されている養液栽培の一種である固形培地耕における排液循環利用を数理モデルに基づいて解析し,作物に適切な培養液中の養分濃度及び組成の検討を行った。さらにこの結果に基づき,管理手順を作成し,冬春期のトマト栽培を行った。排液の再利用に関する解析では,排液の混入率は2割程度であることを想定して,排液率を2割以下に制御した完全閉鎖型の養液栽培システムについて検討した。結果,排液をすべて培養液に混入して再利用を繰り返すと,作物に供給される培養液中の養分濃度は理論上,適切な値へと収束することが明らかになり,化学分析を必要とせずに閉鎖式養液栽培が可能になると考えられた。解析結果から,培養液の組成設定濃度や毎日の電気伝導度の確認と一定値以上になった場合の翌日の管理手順を作成し,品種「桃太郎8」でトマトの栽培試験を行った。結果,かけ流し区よりも収量が多く実用的レベルでの収量を得られたことから,排液を完全再利用した閉鎖型養液栽培において,培養液の化学分析を行わなくても実用的レベルで栽培が可能であることが示唆された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
施肥法・肥効  ,  野菜 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る