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J-GLOBAL ID:200902279489365827   整理番号:08A0414667

ドデシル硫酸ナトリウムで可溶化した蓄積ユビキチン-蛋白質結合体を免疫親和性分離するプロトコール

A protocol for immunoaffinity separation of the accumulated ubiquitin-protein conjugates solubilized with sodium dodecyl sulfate
著者 (8件):
資料名:
巻: 377  号:ページ: 77-82  発行年: 2008年06月01日 
JST資料番号: H0177B  ISSN: 0003-2697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水性塩溶液に不溶性の蛋白質を免疫親和性技術により不純物から分離するのは,蛋白質が変性剤により可溶化する場合でも,抗原抗体反応に対する変性剤の干渉により困難である。このような蛋白質の代表例が,神経変性病の神経組織に蓄積する,この病気のホールマークであるユビキチン-蛋白質結合体である。2つのステップ(ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)含有抽出物のSDS除去と変性蛋白質の再生)から成る試料の新規調製法を開発した。Niemann-Pick型C疾病マウスと熱ショックK562赤白血病細胞のユビキチン-蛋白質結合体に対する,本法の応用性を検証した。両者共,ユビキチン-蛋白質結合体はトリス緩衝塩溶液に不溶性であったが,2%SDSには可溶性であった。各試料から調製したSDS可溶性分画を前述の方法でさらに前処理して,ユビキチン-蛋白質結合体を抗ユビキチン抗体により免疫沈降させた。また,本法を,2%SDSで調製したマウス脳抽出物の脂質ラフト蛋白質,フロチリン-1の免疫沈降にも適用することができた。これらの結果は,この簡単なプロトコールを応用して,種々の細胞や組織の水に溶けにくい蛋白質の優れた免疫親和性分離を行える可能性を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用 
物質索引 (1件):
物質索引
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