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J-GLOBAL ID:200902279501222263   整理番号:08A0234135

カザフスタン北部における土壌有機炭素収支の空間的および時間的変動に及ぼす作物輪作体系の影響

Influence of crop rotation system on the spatial and temporal variation of the soil organic carbon budget in northern Kazakhstan
著者 (7件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 159-171  発行年: 2008年02月 
JST資料番号: W1879A  ISSN: 0038-0768  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中央アジアの天水農業地帯においては,主要作物としてコムギが栽培されている。土壌有機炭素(SOC)の低下を緩和してこの地域における作物輪作体系を最適化するために,SOC収支の空間的および時間的変動をモニターすることが重要であるので,穀類栽培中のカザフスタン北部において,SOCの変動に及ぼす作物輪作とトポグラフィーの影響を評価した。試験はAqmorinskaya州のShortandyの大規模(7,915ha)圃場において,2001年から5年間行った。すべての作物残渣を土壌に取込むと仮定すると,年間平均の炭素(C)インプットは1.0~1.6Mt/haの範囲であり雨量の多い年には高い値を示した。穀類圃場および休閑圃場の年平均CO2放出量は,Cとしてそれぞれ1.0~1.2および0.7~0.8Mt/haであった。トポグラフィーに関連しては,CO2放出量は北向き斜面の方が南向き斜面より高く,高原において最高値を示し,年平均C収支は-0.1~0.3Mt/haの範囲であり,休閑地は一貫して負の値を示した。5か年のC収支は-0.5(休閑ベースの輪作)~0.6(コムギベースの穀類連作)Mt/haの範囲であった。これらの結果は,回帰の予測能力が低いためにいくらか不確実であったが,休閑ベースおよびオオムギベースの輪作体系はCに対して消耗的であり,コムギ-休閑体系からコムギ連作体系への転換は土壌にCを温存することを示した。
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分類 (2件):
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作物栽培一般  ,  土壌の肥沃性 
引用文献 (44件):
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