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J-GLOBAL ID:200902279569510186   整理番号:09A0538191

セルラーゼへのキシラナーゼの補足が,先端前処理技術で前処理されたトウモロコシの茎・葉固形物の醗酵へ及ぼす効果

Effect of xylanase supplementation of cellulase on digestion of corn stover solids prepared by leading pretreatment technologies
著者 (2件):
資料名:
巻: 100  号: 18  ページ: 4203-4213  発行年: 2009年09月 
JST資料番号: A0390B  ISSN: 0960-8524  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トウモロコシの茎や葉から,アンモニアによる繊維膨張(AFEX)・アンモニアリサイクル浸透(ARP)・pH調整・希釈酸・石灰・二酸化硫黄(SO2)技術で前処理して作った固形物に,セルラーゼにβ-グルコシダーゼを補足して,その活性比を1:2にし,キシラナーゼタンパク質のセルラーゼタンパク質との割合を11.0g/gまで増加し,合わせたセルラーゼとβ-グルコシダーゼの質量負荷が,元の潜在的グルコース1g当たり,それぞれ,14.5と29.0mgのタンパク質(約7.5と15FPU)になるように調整した酵素カクテルで加水分解した。その結果,すべての前処理で,その相対的収量には大きな違いがあったにもかかわらず。グルコースの解離量は酵素による残存キシロースの除去量に対してほぼ直線で増加することが分かった。酵素により除去されたグルカン分量のキシロースの除去分量に対する割合をleverageと定義したところ,それは,組み合わせたセルラーゼとβ-グルコシダーゼの質量負荷において,前処理タイプと統計的に相関があった。しかしながら,leverageと前処理の違いによる固体性状-残存キシラン,または,アセチル基含有量-の間には直接的関係は無かった。しかし,精製CBHI(Cel17A)による加水分解で明らかになったように,アセチル基含有量が,キシラナーゼがセルラーゼの行動にどのような影響を与えるかに関与するのみならず,セルロースのアクセシビリティ,および,または,セルラーゼの効力を高めた。統計モデルは,主要な基質性状の中で,セルロース結晶度がセルラーゼとキシラナーゼの相互作用に決定的な役割を果たすことを示した。これは,キシラナーゼの補足によるグルコースの解離の増加を説明するメカニズムを示唆する。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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農業廃棄物処理  ,  酵素一般 

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