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J-GLOBAL ID:200902279625868234   整理番号:09A0330870

日本のホテルの屋内ダストおよび屋内空気中の難燃剤

Flame retardants in indoor dust and air of a hotel in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 688-693  発行年: 2009年05月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高度難燃化公共的施設の屋内環境における難燃剤(FRs)の存在は,これらの施設ではFRsの使用の程度が家屋におけるよりも大きい可能性があるので,被曝の観点から重要な問題である。この研究のため,難燃性材料が多く存在すると思われる日本の商業ホテルから採取した床のダスト試料,8試料中の臭素系難燃剤(BFRs)と有機リン酸系難燃剤および可塑剤(OPs)と臭化ジベンゾ-p-ダイオキシンおよび同フラン(PBDD/DFs)の濃度を測定した。ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)とヘキサブロモシクロドデカン類(HBCDs)の濃度はそれぞれ9.8~1700ng/g(中央値1200ng/g)と72~1300ng/g(中央値740ng/g)であり,約2桁の大きさでの違いがあった。ダスト試料中の調べたBFRsのなかでも,上記の2タイプのBFRsの濃度は非常に高かった。BFRおよびPBDD/DFの濃度は,過去の研究に基づく既報のハウスダストおよびオフィスダストの試料中のそれらと同じ水準であると推定される。11種のOPsの濃度については,7種のOPsが1gあたりのμgの桁数で検出されたが,これらの濃度はPBDEsおよびHBCDsなどのBFR濃度と同等またはそれら以上である。調べた化合物の濃度は,ホテル中から集められたダスト試料間では均一でなかった。濃度は階によって異なっていて,汚染源製品の局在がダスト中のFRの濃度に関係していることを示唆していた。受動的空気試料採取も行って,ホテルの部屋の屋内空気中におけるBFRsを監視した。部屋に置かれた空気清浄機の性能を,空気中のBFR濃度の低減に関して評価した。監視の結果は,空気清浄機の適切な操作によって屋内空気中の気体と微粒子の両方のBFRsを減らせることを示している。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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粒状物調査測定  ,  その他の汚染原因物質  ,  空気浄化 
物質索引 (26件):
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