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J-GLOBAL ID：200902280145201920   整理番号：09A1270537

南山大学のOR(2) 大学業務におけるシフトスケジューリング

著者 (3件)： 鈴木敦夫 (南山大 情報理工) ,  伏見正則 (南山大 情報理工) ,  澤木勝茂 (南山大 大学院ビジネス研究科)
資料名： オペレーションズ・リサーチ
巻： 54  号： 12  ページ： 768-773  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： F0251A  ISSN： 0030-3674  CODEN： OPREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 南山大学では,プロジェクトNというORチームを結成してオペレーションズ・リサーチを大学業務改善に利用してきた。本稿では,プロジェクトNが取り組んだ問題の中で多数を占めたシフトスケジューリングから,2事例を取り上げ,その解法を紹介した。具体的には,まず,入学試験アルバイトのシフト作成を取り上げ,第1段階(学生アルバイトの勤務日と勤務する業務を決定する)では最小費用流問題として定式化し,第2段階(学生アルバイトが勤務する業務の担当場所を決定する)では貪欲算法を用いて定式化し,それぞれの解法について説明した。さらに,入学試験本部の要員シフト作成では,0-1整数計画法問題として定式化し,その解法を説明した。

シソーラス用語： *スケジューリング ,  大学 ,  *交替制度 ,  最小費用流問題 ,  分割法 ,  0-1整数計画法 ,  学校教育 ,  CMI【計算機】 ,  労働者
準シソーラス用語： 交替勤務 ,  *大学入学試験 ,  貪欲法 ,  業務改善 ,  臨時労働者 ,  人員配置

分類 (2件)： ネットワーク法  (KA03040X) ,  CAI  (JE09000G)

引用文献 (5件)：

• 長谷川利治. オペレーションズ・リサーチの新たな展開-理論研究から応用重視への転換. 中部産業連盟機関紙「プログレス」. 2006, 659, 2-10
• 澤木勝茂. 大学業務改善に向けてのORの活用. オペレーションズ・リサーチ. 2009, 54, 5, 255-260
• 鈴木敦夫. シフトスケジューリング-南山大学での事例紹介. スケジューリング・シンポジウム2009講演論文集. 2009, 25-30
• SUZUKI, A. Shift Scheduling Problems in Nanzan University Entrance Examinations-Their Formulation and Implementation. Proceedings of the 8th International Symposium ISORA 2009, Operations Research and Its Applications. 2009, 461-468
• 山本佳奈. 南山大学における入試監督自動割当システムの作成. オペレーションズ・リサーチ. 2009, 54, 6, 335-341

タイトルに関連する用語 (4件)： 大学 ,  業務 ,  シフト ,  スケジューリング