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J-GLOBAL ID：200902280822648155   整理番号：08A0550474

人物動線データ群における逸脱行動人物検出及び行動パターン分類

著者 (6件)： 鈴木直彦 (三菱電機 先端技総研) ,  平澤宏祐 (三菱電機 先端技総研) ,  田中健一 (三菱電機 先端技総研) ,  小林貴訓 (埼玉大) ,  佐藤洋一 (東大 生産技研) ,  藤野陽三 (東大)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D  (IEICE Transactions on Information and Systems (Japanese Edition))
巻： J91-D  号： 6  ページ： 1550-1560  発行年： 2008年06月01日 
JST資料番号： S0757C  ISSN： 1880-4535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 画像センサ・GPS・レーザレーダなどから得られる移動体経路情報に基づいた状況理解として,各種センサから得られる人物動線データ群からの逸脱行動人物検出及び行動パターン分類を行う手法の提案を行う。提案手法では,HMM(Hidden Markov Model)を用いてモデル化した人物動線データを低次元空間上に射影し,クラスタリング及び外れ値検出に基づいて逸脱行動人物検出及び行動パターン分類を行う。また,過去に得られた人物動線データ群の検索とリアルタイム検出した人物動線データの識別を行うためのスキームも同時に提案する。実空間で得られた人物動線データ群を用いた検証を行い,提案手法により有効な結果が得られることが分かった。本論文の提案手法は,セキュリティシステム・マーケティング分析などへの応用が考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： 人間 ,  軌跡 ,  *型 ,  *パターン分類 ,  隠れMarkovモデル ,  画像認識 ,  *検出 ,  セキュリティ ,  *セキュリティシステム ,  監視装置 ,  時系列 ,  カメラ ,  マーケティング ,  *異常検出
準シソーラス用語： *行動パターン

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (21件)：

• 鈴木達也, 岩崎慎介, 小林貴訓, 佐藤洋一, 杉本晃宏, “環境モデルの導入による人物追跡の安定化,”信学論 (D-II), vol. J88-D-II, no.8, pp. 1592-1600, Aug.2005.
• Y. Kobayashi, D. Sugimura, Y. Sato, K. Hirasawa, N. Suzuki, H. Kage, and A. Sugimoto, “3D head tracking using the particle filter with cascaded classifiers,” Proc. British Machine Vision Conference (BMVC2006), pp. 37-46, Sept.2006.
• H. Zhao and R. Shibasaki, “A novel system for tracking pedestrians using multiple single-row laser range scanners,” IEEE Trans. Syst. Man Cybern. A, Syst. Humans, vol.35, no.2, pp. 283-291, March 2005.
• 都市防犯研究センター, 事業所の防犯点検・防犯改修, pp. 20-22,(財) 都市防犯研究センター, 東京, 2005.
• C. Stauffer, W. Eric, and L. Crimson, “Learning patterns of activity using real-time tracking,” IEEE Trans. Pattern Anal. Mach. Intell., vol.22, no.8, pp. 747-757, Aug.2000.

タイトルに関連する用語 (6件)： 人物 ,  動線 ,  逸脱行動 ,  人物検出 ,  行動パターン ,  分類