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J-GLOBAL ID：200902280993939379   整理番号：08A0745908

CAMUIハイブリッドロケットの性能履歴予測に関する研究

著者 (10件)： 柿倉彰仁 (北大 大学院) ,  伊藤光紀 (北大 大学院) ,  金子雄大 (北大 大学院) ,  森一大 (北大 大学院) ,  植嶋健太 (北大 大学院) ,  飯嶋直純 (北大 大学院) ,  室井典和 (道工大 院) ,  植松努 (CSW) ,  戸谷剛 (北大 大学院) ,  永田晴紀 (北大 大学院)
資料名： 日本航空宇宙学会北部支部講演会講演論文集  (Proceedings of the JSASS North Branch Annual Meeting)
巻： 2008  ページ： 143-147  発行年： 2008年 
JST資料番号： L3590A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小型衛星の推進システムへの応用を想定した標記ハイブリッドエンジンの性能を予測するプログラムの開発について報告した。本法では,従来型のハイブリッドロケットの境界層燃焼に加えて,燃焼ガスの衝突領域近傍においても拡散火炎を形成する燃焼形態をもつCAMUI方式を対象とした。燃料後退速度の実験式を構築し,燃焼中における過渡的な燃料の履歴の予測を図った。本報では,2種の実験を行った。ひとつは燃料後退式に含まれる実験定数を求めるもので,もうひとつはフライトモデル(FM)システムについての燃焼試験である。燃料ブロック数は,前者では3,後者では4とした。試験エンジン及び条件について述べた。前者の測定結果を,推進剤流量密度に対する燃料後退速度の変化で示した。また,後者の測定結果を,後退速度の式における実験定数の空燃比に対する変化,燃料消費量の時間変化,燃料後退量及び燃料消費重量の予測値との比較で示した。その結果,計算による予測値は燃料履歴の時間変化を精度よく再現でき,各段の形状及び重量についても再現できることが分かった。その予測範囲は,推進剤残存率で11%であり,実機性能の予測に十分である。実験式の有効性及び燃焼モデルの妥当性を明らかにできた。

シソーラス用語： ロケットエンジン ,  推進性能 ,  時間発展 ,  性能評価 ,  *燃焼モデル ,  燃焼試験 ,  *燃焼速度 ,  燃焼特性 ,  物質流束 ,  固体推薬 ,  *衝突噴流 ,  エンジン試験 ,  空燃比 ,  カスケード過程 ,  推進システム
準シソーラス用語： *ハイブリッドロケットエンジン ,  小型衛星 ,  *性能予測

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

タイトルに関連する用語 (4件)： ロケット ,  履歴 ,  予測 ,  研究